どうしようもなく孤独を感じる時は

こんにちは。千尋(チヒロ)です。

季節はすっかり秋ですね。

 

秋はなんとなく哀愁が漂っていて、センチメンタルな気持ちにもなりやすい時期かもしれません。

そのためか、自分は世界中でひとりぼっちなのではないかと感じる、というご相談を受けることがよくあります。

 

何をしていてもどこにいても誰といても、どうしようもない孤独を感じた経験がある方は少なくないのではないでしょうか?

もしかしたら、今まさにそんな寂しい想いをされている方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

聞き慣れたセリフかもしれませんが、人はひとりでは生きていけない生き物です。

そのため、いくら「ひとりが好きだ」と思っている人でも、孤独を感じるのはツラいものです。

 

どうしようもなく孤独を感じる時って、実は心が、「今」ではなく「過去」にタイムスリップしていたりします。

タイムスリップといってもSFの世界の話ではなく、自分自身の「記憶の中の過去」のことです。

 

たとえ覚えていなかったとしても、無意識には過去の記憶は深く刻まれていて、今でも行動や言動を支配していたりします。

そのため、もし突然ワケもなく孤独を感じている時は、過去に孤独を感じていた自分がノックをしている、というわけです。

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人間に限らずですが、生き物にはみな生まれ持った生存本能があります。

時に人間は、生きるためにいろんなことを日々、意識的にも無意識的にもガマンしていたりもします。

 

過去に深い孤独を感じていたとしても、それを訴えることが許されない状況だったり、訴えても何も変わらなかったという経験で傷ついたりすると、「寂しい」というその気持ちは記憶の奥深くに封じ込められます。

簡単に言ってしまえば「”寂しい”を感じ続けたら死んでしまうかもしれない」と、本能的に学ぶのです。

 

そして、孤独でも孤独を感じないフリをするようになります。

「寂しい」という自分の気持ちに対して自分自身を鈍感にさせていくのです。

 

けれど、どんなに鈍感にさせたとしても、「寂しい」という気持ちは消えません。

心の奥深くで泣いています。

 

だから、なんでもない、平和で幸せのはずの場面でトントンとノックをしてきます。

『まだ”寂しい”が残っています』と無意識がお知らせしてくれているのです。

 

せっかく今は幸せなのに・・とイヤな気持ちになるかもしれませんが、これは、今の自分なら受け止めて過去の傷を癒すことができる、という良いサインだったりもします。

といっても難しく考えなくて大丈夫です。

 

ただ、

「ひとりぼっちはイヤだったね〜」
「寂しかったね〜」
「つらかったね〜」

と言って、自分で自分を抱きしめてあげてください。

 

過去に何があったかなんて考えなくてもいいです。

ただただ、孤独を感じている自分を受け入れて、たくさんなぐさめてあげてください。

 

優しい人ほど自分の寂しさに無頓着で、心の傷をぎゅっと握りしめていたりします。

もし”過去”がノックしてきたら、今度はガマンしないで、たっぷりと自分自身に優しくしてあげてくださいね。